インフルエンザ




みなさん、インフルエンザワクチンは打ちましたか？僕たち家族は、ここ３～４年毎年打つようにしています。なぜなら、インフルエンザに罹ったときの酷さと言ったら、それはもう　とてもついからです。誰か一人がインフルエンザを家に持ち込んだら、ほぼ家族全滅状態になりますよね。特に小さい子供達がいると、インフルエンザに罹った子供達を看護する親も高熱、と言うことも有り得ます。子供達だいたいは保育園とか学校から貰ってくることが多いのでしょうが、僕も家内も医療関係者ですので、職場からうつされることも多いです。普段、超音波検査をしていると、患者さんと数十cmの距離で接しますので、貰いやすいんですよね。逆に僕たちが患者さんにうつすようなことがあってはいけません。体力の弱った患者さんがインフルエンザに罹った場合、命取りになることさえありますから･･･。インフルエンザワクチンも万能ではないのですが、予想された型のインフルエンザが流行った場合、６割～９割は発病を予防できると言うことですので、やはり打たないよりは打った方が良いようです。また発症しても重症化せずにすむことが多いらしいので、予防は大事ですね。いまは抗ウイルス薬のタミフルという良いお薬もできましたが、最近ではタミフルの効かないインフルエンザというのも出てきたようです。また、いままではタミフルはインフルエンザに罹った人だけにしか使えなかったのですが、最近になって家族がインフルエンザに罹った家庭で、リスクの高い人（例えば高齢者など）には予防的に使って良いことになったそうです。何はともあれ、マスクやうがい・手洗いをし、十分な睡眠・栄養を摂るように心がけてることが大切です。それと予防のためにワクチンをうちましょうね。みなさん、これからの季節、お体には気を付けましょうね。

２００５/０３/２６